代表の鮎川でございます。9月になったとは言え、相変わらず暑い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
お客様にご購入いただきましたG63の納車点検でチェックランプが点灯しておりました。まずはテスターにて確認を行ったところ、やはりサーモスタットに不具合が出ていました。

近年の高性能エンジンでは、排気ガス対策、そして出力の制御などで様々なセンサーが使われております。今回のサーモスタットにもセンサーがしっかりと組み込まれておりました。上流側と下流側の温度や水量を測るセンサーがあり、サーモスタットのあるべき作動状況に問題がありエラーが出てしまったような状況です。

我々の年代ですと、古いクルマに乗っているとよくオーバーヒートしたものです。ウォーターポンプだったり、電動ファンだったり、原因は様々でしたが直接的に水温計に異常を感じるまえにサーモスタットの異変を教えてくれる最近のクルマには進化を感じます。
夏のドライブでチェックエンジンや水温が高めだな、またはエアコンの効きが少し良くなかったな、そういう症状は意外と初期症状として大切なシグナルかもしれません。

サーモスタットを交換し、メカニカルな納車点検は完了!引き続き外装と内装の仕上げを行ってまります。
ご納車までもうしばらくお待ちくださいませ。